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乗ってみて分かったこと

Category : ボルボ240
一大決心。外車への、しかも旧車への乗り換えで分かったことを述べたい。

ドアは分厚く重く、金具も恐ろしく剛性のありそうな鋼の塊、閉めるとキーンという金属音が、まるで金庫のドアでも閉めたような、日本車ではとても感じることのできない剛性感がある。
子供たちは小さな体をのけぞらせながらドアを開けていたものだ。
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実際の乗り味はガチガチではなくむしろマイルド。北欧の車は砂利道や圧雪のわだち道でも適当にいなしながら乗り心地を確保するらしく、同時代の同じくスウェーデン製サーブ900なども含めボディ剛性はむしろヤワいという印象も聞く。ボディ、足回り周りの構成、ブッシュやベアリングにいたるまで適当な遊びがとられており、実際砂利道などを走っても突き上げ感のないマイルドな乗り心地を体感できる。

エンジンはユルユルと回転し音もそれなりに大きくトルクで走るタイプ。市街地では必要十分なパワーで特にストレスを感じることはない。
排気音はブウォーという感じでよく響くが、決していやな音ではなく、何か動物の呼吸を聞いているような感覚。
ステアリングから伝わるロードインプレッションや切り込んでいったときの深いロールと手応え、
ブレーキのタッチ、ゆったりと大きく厚みのあるシートはくまさんの手のひらの上にいるような、すべてにおいて尖ったところがない、「まったり」しているのである。

走り好きにはまったくもって退屈な車かもしれないが、やさしいがそれでいてとても頼りがいのある、まさに北欧の森のくまさんなのだ。

しっかりとした大人の価値観を持ったデザイナー達が、この車の役割をじっくりと考え造り込んだのだろう。乗り込む程に懐の深さを感じずにはいられない。
目的と、機能と、デザインが調和したひとつの完成形。
製造開始より19年に渡り世界中に愛され、今尚多くの愛好家たちの実用に耐える愛車として使い続けられているということがこの車の高い到達点の証である。

国産メーカーから次々と生まれては消えていく新型車を見るにつけ、これは個人レベルではどうにもならない圧倒的な差を感じずにはいられない。スウェーデンという小国ながら先進国の中でもトップクラスの成熟度を持つ国家に生まれ育った人々でなければ成し得ない力。
自然と、街と、そこにくらす人々の歴史の中で培われた文化が、先端テクノロジーだけでは成し得ない成熟したものを生み出すことができるのだろう。

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テーマ : 愛車
ジャンル : 車・バイク

        

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Author:CT
男、既婚、2児の父、サラリーマン。
好きな言葉、「簡素」。
嫌いなこと、「虚飾」。
旧車愛好者、自転車中毒者。

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